2018年度 太陽系科学研究系 STPセミナー

■場所  :研究・管理棟 (A棟) 6F会議室1639 (変更の場合は赤字)
■時刻  :毎週火曜日 10:00-12:00
■連絡先 :齋藤研D2 星 康人 (hoshi [AT] stp.isas.jaxa.jp)
■備考  :発表時間は一人当たり45分程度 * 2人
履歴と予定
開催日時・場所 発表者 (所属・身分)
4/24(火) 10:00- 6F 会議室 自己紹介
5/1(火) 休み
5/22(火) JpGUの為お休み



発表の概要
開催日時・場所 発表者 (所属・身分)
4/24(火) 10:00- 6F会議室
ひさき衛星を用いた木星紫外オーロラの太陽風応答に関する研究
概要: これまでのハッブル宇宙望遠鏡や地上赤外観測により、木星のオーロラは太陽風動圧増大時に増光することが知られている。しかし、これらの観測は断片的だったためオーロラ変動の統計的描像は不明瞭だった。そこで、ひさきの2014-2015年のデータを用い、木星オーロラと太陽風の関係を統計的に調べた。オーロラの強度変化量と太陽風動圧の変化量・太陽風が静穏な時期の長さに着目し、相関関係を調べた。その結果、太陽風静穏期の長さとオーロラの変化量の間に正の相聞があることがわかった。一方で、太陽風動圧の変化量とオーロラの相関関係は弱いことがわかった。これらを総合すると、太陽風変動は木星オーロラの増大を「トリガー」するが、どの程度明るくなるかについては太陽風が静穏な期間の長さに要因があることを示唆している。これらの統計解析は、「ひさき」の連続データによって初めて成し得たもので、木星オーロラと太陽風の新たな関係が明らかとなった。木星探査機Junoの太陽風観測データを使用し、2016年のデータを使用して同様の解析を行った結果、同じような結論が得られた。本発表ではこれらの解析の状況を報告する。






最終更新日 2018.04.20 <編集: 星>