スタッフ出張報告
中村君のフラスカッティ訪問日記
中村 正人
7/9
やっとインターネットが通じるところに来ました。ローマから列車で30分ほどのFrascatiにある研究所の会議室です。列車の切符売り場では3人の往復切符を買うだけで20分かかってしまいました。
と書いているうちに、私がみんなに紹介され、キーボードをたたきながらにこやかに皆様に会釈をして手を振ったところです(^_^) 雅子様みたいに。
これからまじめな会議が始まるので、内職はここまで
中村正人
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7/10
さっきホテルの部屋(すごい豪華なホテル)でTVを付けたら、ドラえもんがイタリア語を話していました。でも、劇中でつかわれる歌のメロディーは日本の小学校唱歌なんです(^_^)”里の秋”をね。イタリア語で何て言っているかはしらない。
中村正人
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7/11
Frascattiとは懐かしい。1971年にESRIN(ESA前身のESROの付置研究所)があった時に1ヶ月滞在したことがあります。Karl
Schindlerが所長でした。
西田篤弘
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7/12
今回は会議は郊外のFrascatiであり、其処で2泊しました。あの地方では白ワインがメインなんだそうですどこでもハウスワインが出てきました。美味しかったですよ。帰りに空港のラウンジで高級な白ワインを飲んだら、かえって舌に刺さるようで止めてしまった。ずいぶんハウスワインに馴らされらしい。
ローマでの会議はあまり開かれなくて、出席者は口を揃えて20年ぶりとか29年ぶりとか...でも昔の大学院時代の先生とメールでやりとりをしていたら、1971年に先生はrascatiに一月居たんだそうだ。良い季候で良い食事で、研究もさぞかしはかどったろうね。その頃はメールもないし、コンピューターもなかった。
ローマに行ったら学生時代に読んだクォ・ヴァディス(シェンケビッチ)とか背教者ユリアヌス(辻邦生)などを思い出しました。あらすじはどちらもおぼろ気になってしまったけれど。特にユリアヌスは良かった記憶あり。この小説は最初はNHKのラジオドラマで聞いたのがきっかけ。ちなみにこの2つの小説のヒロインはどちらもリディアという名だったような気がする。勘違いかも知れないけど
カラカラ大浴場は復活して、一人10ユーロで入れるようにすればいいのに。ローマのスーパー銭湯といえば日本人は大挙して行くと思うな。あれもたった5年で建てて、300年近く使われていたんですね。カラカラ浴場って図書館の付属施設。1日遊べますね。
中村正人
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7/14
ローマではバチカンの美術館に並びました。僕は朝食前にはチェックアウトまで済ませていたのに、同行の佐藤先生がねぇ...朝の支度に時間が(笑)
30分出遅れたので。で、90分で全部廻って見た。ラファエロはさすが。美術館は最後にローマに来た29年前とは随分様子が変わっていた気がする。
中村正人
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7/15
日本に帰ってきました。それにしても”ローマの松”って、本当に特徴があるんですね(笑)。下の方に葉っぱが無くて、上だけにこんもりと。見て笑ってしまいました。
中村正人