宇宙研の学生生活
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「JpGU2016 in 幕張」の巻
齋藤研M2の星です。
今年は国際展示場がポスター会場として使われました。
さて、5/22-26の5日間、千葉県の幕張で日本地球惑星科学連合(JpGU)2016年大会 が開催されました。本研究グループからは先生方から学生まで数多くの方が参加し、研究成果を口頭やポスターで発表しました。
口頭発表の会場
今年のJpGUでは、2017年度のJpGUとAGU(アメリカ地球物理学連合)と共同開催に先立って、AGUとのジョイント・セッションが複数企画されました。 そのうちの1つで、宇宙研プラズマグループも観測器の開発などで関わっている、NASAが主導する MMS (Magnetospheric MultiScale)ミッション関連の国際セッションが実現しました。
私は今回このMMS国際セッションで、ポスター発表をする機会に恵まれました。
ポスター会場の様子
昼休みの時間は、宇宙研名誉教授である西田先生の提案で創設された宇宙地球惑星科学振興西田賞の 2014年度受賞者によるスペシャルレクチャーがありました。
西田賞受賞記念講演の看板
宇宙研からはただ一人、助教の長谷川洋さんが受賞者として講演をされました (受賞理由等) 。
長谷川さんのスペシャルレクチャー
長谷川さんには私(星)の研究テーマについて、ご指導、議論して頂いています。今回のご講演の内容は、私の研究テーマとも近い内容である磁気圏の観測的研究についてで、初学者にもとても分かりやすい内容でした。
今回のJpGUでは、普段なかなか聞けないお話をたくさん聞く事が出来て、非常に勉強になりました。また先輩方や同期の発表を見ることができ、大変刺激の多い学会となりました。
セッション以外の時間も充実して過ごすことができました。SGEPSS(地球電磁気・地球惑星圏学会)に所属する学生を中心とした若手メンバーの懇親会などもありました。昨年のSGEPSSの夏の学校などで知り合った他大学の友人とも会うことが出来ました。
来年はいよいよ、JpGU-AGU共同大会の開催です。2017年5月20日 - 25日に幕張メッセで行われるそうです。
2016/6/7 星康人
ページ上部へ戻る編集:今井優介